桜島の灰が降る夜も、甕の中では芋が静かに息をしています。土に埋めた甕と、木の蒸留器と、人の手。九十余年変わらない造りで、まっすぐな芋の甘さを届けます。
ハッピー酒造は、桜島を望む小さな町で、昭和の初めから芋焼酎を造ってきました(架空の蔵です)。仕込みに使うのは、蔵の土間に半分埋めた、創業のころから使い続けている甕。外の気温に左右されにくく、もろみがゆっくりと育ちます。
芋は、収穫から一日以内に仕込める近くの畑のものだけ。傷んだところを一つずつ手で切り落とします。手間はかかりますが、雑味のない、柔らかな香りの焼酎になります。






